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東野圭吾「魔球」
★★☆☆☆
東野圭吾、初期作品のひとつ。
初期、という事だけあって、今現在リリースされているものよりずっとシンプルな作品だったと思う。二つの出来事が次第に意味を成して繋がって行く・・・構成は面白かったんですが、個人的にはあまり良い点を挙げられない作品です。というのも先に傑作を読みすぎたからですが。
武志が北岡を殺した、というのはすぐに検討がつくと思います。それを分かった上で読み進めても、武志にはアリバイが無かったのに警察が追求しなかったのは不自然すぎた。どうせならこの辺も上手くトリックに包んで欲しかったです。また先に「手紙」を読んでしまうと決して母親と勇樹には結末のような幸せは訪れないのでは、と思ってしまいます。
武志は勇樹にとって素晴らしい兄だった。読者はその兄弟愛に心打たれる・・・けれど私からすれば潔癖すぎて世の中から浮いた異常者であったと思います。右手を切断したのは勇樹だったけれど、こじつけたように「足のサイズが武志と一緒で、しかも靴の底の減り具合まで一緒」なんていうのはあまりに不自然すぎ。
Amazonのレビューなんかでは五つ星がずらずらと並んでいます。入り込めなかったのは野球という設定のせいもあるかも。野球嫌いだからな・・・
東野圭吾、初期作品のひとつ。
初期、という事だけあって、今現在リリースされているものよりずっとシンプルな作品だったと思う。二つの出来事が次第に意味を成して繋がって行く・・・構成は面白かったんですが、個人的にはあまり良い点を挙げられない作品です。というのも先に傑作を読みすぎたからですが。
武志が北岡を殺した、というのはすぐに検討がつくと思います。それを分かった上で読み進めても、武志にはアリバイが無かったのに警察が追求しなかったのは不自然すぎた。どうせならこの辺も上手くトリックに包んで欲しかったです。また先に「手紙」を読んでしまうと決して母親と勇樹には結末のような幸せは訪れないのでは、と思ってしまいます。
武志は勇樹にとって素晴らしい兄だった。読者はその兄弟愛に心打たれる・・・けれど私からすれば潔癖すぎて世の中から浮いた異常者であったと思います。右手を切断したのは勇樹だったけれど、こじつけたように「足のサイズが武志と一緒で、しかも靴の底の減り具合まで一緒」なんていうのはあまりに不自然すぎ。
Amazonのレビューなんかでは五つ星がずらずらと並んでいます。入り込めなかったのは野球という設定のせいもあるかも。野球嫌いだからな・・・
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