2010-02

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東野圭吾「白夜行」+ドラマ 森下 佳子

★★★★★

白夜行 (集英社文庫)白夜行 (集英社文庫)
(2002/05)
東野 圭吾

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この本は素晴らしカッタ!!!長い年月をかけて二人の人生が折り重なっていくのも深みがあって素晴らしかったし、主人公達を周りの視点で描いていく手法も素晴らしかった。最後に雪穂が立ち去るところも超良い。亮司が目の前で死んでるのに手を差し伸べない。どんだけ駆け寄って抱きしめてあげたかったろうかと思う。けど東野さんがもしそうやってエンディングを仕上げてしまったら普通よりちょっと良い、位の作品レベルで終わってしまっていたと思う。だったそうしたら全てが完結しちゃうからね。最後に読者に考える余地を与えるのが東野流らしいですが、フランス映画みたいに美しくて大変素晴らしいです。

今まで亮司がしてきた事、全てを無駄にしないためにも背を向けて雪穂は去っていく。ん〜、いいね〜。私としては雪穂に一生涯百夜のなかを彷徨ってもらいたいっす。それが罪の無い人達を貶めた償いだと思うから。

で、ドラマも観てみたんだけど、なるほど裏百夜行だった。さすがに主人公達を主にしないとドラマが成り立たないか。雪穂の妖艶さを演じきれる女優はいないと思った。原作が良過ぎだもの。ドラマ観ててすごいなーって思ったのは八重草薫と武田鉄也の演技。八重草は自分の母を思い出して涙が出ちゃう。こんな温かいお母さんが傍に居たのに雪穂のお馬鹿。武田鉄也はトークなんか聞いてるとホント嫌気の差すおっさんなんだけど、やっぱ演技は上手いんだよなー。あの顔の皺、すっげー微妙な心理を表現しちゃうんだよな。間の取り方とか絶妙だし。あまりに上手すぎて武田鉄也だけ浮いてた箇所もあったけど。(笑)

本、ドラマ、共に大変良かったです。◎!!

白夜行 完全版 DVD-BOX白夜行 完全版 DVD-BOX
(2006/06/23)
山田孝之綾瀬はるか

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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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